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金型加工について

【金型加工について】

金型設計で作図した図面(CAD)から実際に金属の塊から金型に加工します。
金型加工の精度、スピードで製品の出来栄えや納期に影響します。

下記を加工することで、金型を作り上げていきます。
➀中間ダイス
➁押出金型(金型プレート)
③ヒーター
④冷却金型

100%内製の金型加工体制

デコラインでは、押出成形用金型の加工を1988年から100%自社内製で行っています。金型設計者と加工担当者が同じ工場内で密に連携することで、設計意図を正確に反映した高精度な金型を実現しています。

ワイヤー放電加工による高精度加工

押出成形用金型の加工において中核となるのが、ワイヤー放電加工(Wire EDM)です。金属ワイヤーと被加工物の間に放電を発生させて切断する非接触加工法で、以下の利点があります。
・高精度 — ミクロン単位の寸法精度を実現。異形断面の金型にも対応
・硬度に依存しない — 焼入れ後の超硬材でも加工が可能
・複雑形状対応 — 細い流路やシャープなエッジなど、切削では困難な形状も加工可能
・バリレス — 非接触加工のため、加工面にバリが発生しにくい

内製体制のメリット

設計との一体化

設計者が加工現場を確認し、加工担当者が設計意図を直接聞ける環境。図面だけでは伝わらないニュアンスまで共有できます。

短納期対応

外注のリードタイムが不要。設計完了から最短で金型加工に着手でき、試作までの期間を大幅に短縮します。

修正・改造の即応

試作後の微調整や設計変更にも、社内で即座に対応。金型の修正サイクルを短縮し、早期の量産立ち上げを実現します。

加工精度と加工時間
加工項目 精度 備考
ワイヤー放電加工 寸法精度 ±0.02mm 異形断面の輪郭加工に適用
ワイヤー放電加工 面粗度 Ra 0.8μm以下 仕上げ加工時
フライス加工 寸法精度 ±0.05mm 金型外形・座面加工
平面研削 平面度 0.01mm以下 ダイリップ面仕上げ

加工時間の目安

金型の複雑さ 加工時間目安 形状例
単純形状 1~2日 丸・角パイプ、フラットバー
中程度 3~5日 L字・コの字・溝付き断面
複雑形状 5~10日 嵌合構造・中空多穴・共押出ダイ

※上記は目安です。形状・材質・精度要求により変動します。

保有設備
設備名 用途 台数
ワイヤー放電加工機 金型断面の高精度切断加工。複雑な異形断面や微細流路の加工 1台
フライス盤 金型外形の切削加工、座面加工、溝加工。荒加工から仕上げまで 2台
旋盤 丸物部品の加工。ダイホルダーやアダプター部品の製作 1台
ボール盤 穴あけ加工。ボルト穴、冷却水路穴、位置決め穴など 1台
平面研削盤 金型面の平面度・面粗度の仕上げ加工。ダイリップ面の高精度仕上げ 1台

設備はあくまで道具です。50年以上にわたり蓄積してきた金型設計・加工のノウハウを持つ技術者が、これらの設備を駆使して高品質な金型を製作しています。

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