押出成形品に対して、取り付け穴・ビス穴・嵌合穴・スリットなどの穴開け加工を行います。デコラインでは、パワープレス(15t~60t)とボール盤を用いて、単品の穴開けから多穴同時抜きまで幅広く対応しています。
押出成形品はアルミや鉄と異なり、樹脂ならではの「割れ」「バリ」「変形」に配慮した加工が必要です。当社では長年の樹脂加工経験をもとに、材質・形状に応じた最適な加工条件と治具設計を行っています。
| 項目 | パワープレス打抜き | ボール盤穴開け |
| 穴径範囲 | φ2mm~φ30mm | φ1mm~φ13mm |
| 穴位置精度 | ±0.1mm | ±0.2mm |
| 穴径精度 | ±0.05mm | ±0.1mm |
| 対応穴形状 | 丸穴・角穴・長穴・異形穴 | 丸穴のみ |
| 適用ロット | 中~大量生産(専用金型要) | 小ロット・試作向け |
スリット加工にも対応:穴開けに加え、幅0.5mm~のスリット加工にも対応しています。通気口・配線通し穴など、穴形状に応じた最適な加工方法をご提案します。
15t~60tのパワープレスに専用金型をセットし、プレスの一打で穴を打ち抜きます。打抜き速度が速いため、樹脂の変形を最小限に抑えた高精度な加工が可能です。量産品に最適です。
ドリルビットを回転させて穴を開ける方式。小径穴やプレスでは対応困難な位置への穴開けに使用します。小ロット品や試作品の加工に適しています。
専用金型を用いることで、複数の穴を1回のプレスストロークで同時に打ち抜くことが可能です。
実績例:12穴一発抜き — 押出成形品に12箇所の取り付け穴を、1回のプレス動作で同時に打ち抜く加工を実現。個別に穴を開ける場合と比較して、加工時間を大幅に短縮し、穴位置の相対精度も向上させています。
・生産性向上 — 1ストロークで複数穴を加工するため、サイクルタイムを大幅短縮
・穴位置精度の向上 — 全ての穴を同一金型で同時に加工するため、穴間ピッチの相対精度が安定
・作業者負荷の軽減 — ワークのセット・取り出しが1回で済む
穴開け加工の精度を支えているのが、製品形状に合わせた専用治具です。デコラインでは、これらの治具も全て社内で設計・製作しています。
押出成形品の断面形状にフィットする位置決め治具で、ワークのセット位置を正確に規定。穴位置の再現性を確保します。
加工中のワークの動きを抑制するクランプ治具。樹脂を傷つけない素材・形状で設計し、外観品質も維持します。
パワープレス用の打抜き型も社内で製作。穴形状の変更にも迅速に対応できます。
| 設備名 | 仕様 | 用途 |
| パワープレス | 15t~60t(複数台保有) | 穴打抜き・切断・ノッチ加工 |
| ボール盤 | 卓上型・床置型 | ドリル穴開け・小径穴加工 |