SERVICE

部品組付け、組立加工

組付け・組立加工について

デコラインでは、押出成形品への部品組付けや、複数の成形品同士を組み立てるアセンブリ加工を社内で一貫して行っています。成形から二次加工・組立までを同一工場内で完結させることで、輸送コストの削減と品質の安定化を実現しています。

クリップ取り付け

押出成形品に樹脂クリップや金属クリップを取り付ける加工です。自動車部品では、車体への取り付けにクリップを用いるケースが多く、デコラインでは効率的なクリップ組付け体制を構築しています。

12個同時取り付け対応:社内で設計・製作した専用治具により、1回のストロークで最大12個のクリップを同時に圧入。手作業で1個ずつ取り付ける場合と比較して、作業時間を大幅に短縮し、取り付け位置の精度も向上させています。

クリップ取り付けのポイント

・圧入力の管理 — クリップの保持力と成形品の損傷防止を両立する適切な圧入力を設定
・位置精度 — 車体取付穴との嵌合を確保するため、クリップ位置を高精度に管理
・外観品質 — 圧入時の傷・変形を防止する治具設計と作業条件の最適化

押出品同士の組立

複数の押出成形品を嵌合・接着・溶着などの方法で組み立て、完成品として出荷する加工です。

嵌合組立

あらかじめ嵌合構造を設計した押出品同士をスナップフィットで組み立てます。接着剤不要で分解も可能。金型設計段階から嵌合構造を考慮して設計します。

接着組立

溶剤接着や反応型接着剤を用いた組立加工。接着面の前処理から接着・固定・養生まで、品質を管理しながら加工を行います。

溶着組立

熱風溶着やスピン溶着により、樹脂同士を溶融接合する方式。接着剤を使わないため、耐薬品性が求められる用途に適しています。

半自動機の内製

デコラインの組立加工の特長は、組立用の半自動機を社内で設計・製作している点にあります。製品の形状・組立手順に合わせた専用機を自社で開発することで、汎用機では実現できない効率的な組立ラインを構築しています。

エアシリンダー式圧入機

エアシリンダーを駆動源とした圧入機を内製。クリップ圧入・部品嵌合など、一定の力で安定した組付けを実現します。圧入力・ストロークは製品ごとに最適化しています。

専用組立治具

製品形状にフィットする治具を内製し、作業者の位置決め作業を簡素化。誰が作業しても同じ品質を実現するポカヨケ機能も組み込んでいます。

「自分たちで作る」文化:市販の設備では対応できない製品固有の要求に対して、自社で設備を設計・製作する。この内製力が、デコラインの組立加工の競争力の源泉です。

品質管理

組立加工においては、以下の品質管理を実施しています。
・組付け確認 — クリップの保持力検査、嵌合部のガタ検査を定期的に実施
・寸法検査 — 組立後の全体寸法・クリップ位置をノギス・測定治具で確認
・外観検査 — 組付け痕・傷・汚れがないことを全数目視検査
・機能検査 — お客様の要求に応じて、取り付け・取り外しの機能検査を実施

品質保証体制 — 検査とトレーサビリティ

工程内検査

組立の各工程において、初品検査・中間検査・最終検査を実施。検査基準書に基づき、寸法・外観・機能の合否を判定します。不適合品の流出を工程内で防止します。

出荷検査

出荷前にロットごとの抜取検査を実施。検査成績書を発行し、お客様の品質要求に応じた検査データを提供します。AQL基準に基づく検査にも対応しています。

トレーサビリティ

製造ロット番号による管理を実施。原材料の入荷ロット、成形条件、組立作業者、検査結果を紐付けて記録。万が一の不具合発生時にも、原因の迅速な特定と影響範囲の絞り込みが可能です。

ポカヨケ設計

組立治具にポカヨケ機能を組み込み、部品の逆付け・欠品・位置ズレを物理的に防止。ヒューマンエラーに依存しない品質保証を実現しています。

お客様の品質要求に柔軟に対応:自動車メーカーのPPAP対応、ISO準拠の品質記録管理など、お客様ごとの品質要求に合わせた管理体制を構築しています。品質に関するご要望はお気軽にご相談ください。

お問い合わせ 電話する