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自動車シール部材

PPとTPOの2色成型技術で実現する
高機能・高品質な自動車用シール部材

Automotive Seal Components
自動車シール部材

製品概要

自動車のドアやトランク周辺に使用されるシール部材は、走行中の風切り音や雨水の侵入を防ぐ重要な役割を担っています。 デコラインでは、PP(ポリプロピレン)とTPO(サーモプラスチックオレフィン)を組み合わせた2色同時押出成形により、 硬質な芯材と軟質なシール部を一体化した高機能シール部材を製造しています。

従来は別々に成形した部品を接着・組み立てする工法が主流でしたが、2色同時押出成形を採用することで、 接着工程を不要にし、製造コストの削減と品質の安定化を実現しました。 硬質部は車体への取付けに必要な剛性を持ち、軟質部は優れたシール性を発揮します。

技術ポイント

PPとTPOの2色成型

異なる材質・異なる硬度の樹脂を同時に押出し、一体化させる2色成型技術を適用しています。 PP(ポリプロピレン)は取付部の剛性を確保し、TPO(サーモプラスチックオレフィン)はシール部の柔軟性とシール性を実現します。 2つの材質の境界面で十分な接着強度を得るための金型設計と温度管理が、この技術の核心です。

定寸カット + クリップ用穴開け(12ケ一発抜き)

押出成形された連続体を定められた寸法で正確にカットし、さらに車体への取付けに必要なクリップ穴を加工します。 通常であれば1か所ずつ穴を開けるところ、デコラインでは独自の治具を開発し、12か所の穴を一度のプレスで同時に打ち抜きます。 これにより、加工時間を大幅に短縮しながら、穴位置の精度も安定させています。

クリップ取り付け(12ケ同時取り付け)

穴開けと同様に、クリップの取り付けも12か所同時に行う専用治具を自社で開発・製作しました。 手作業で1本ずつ取り付ける場合と比較して、作業時間を約1/10に短縮。 取り付け不良の発生率も大幅に低減し、安定した品質で大量生産に対応しています。

工程フロー

STEP 1 材料配合

PP・TPO材料の配合・乾燥

STEP 2 2色押出成形

PP+TPO同時押出

STEP 3 定寸カット

規定寸法に正確カット

STEP 4 穴開け

12ケ所一発抜き

STEP 5 クリップ取付

12ケ所同時取付

STEP 6 検査・出荷

外観・寸法全数検査

品質管理

シール部材は自動車の走行性能と快適性に直結するため、非常に厳しい品質基準が求められます。 デコラインでは、押出成形後の寸法検査はもちろん、クリップ取り付け後の引張強度試験、 シール性能を確認するための密着性テストなど、多角的な品質管理を実施しています。 ISO 9001に基づく品質管理体制のもと、ロット単位でのトレーサビリティも確立しています。

関連する実績

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