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自動車サンルーフ部材

樹脂・金属芯材・布の3構成による複合押出成形
中国工場での年間60万本量産体制

Automotive Sunroof Components
自動車サンルーフ部材

製品概要

自動車のサンルーフ周辺には、開閉機構のスムーズな動作を支えながら、雨水や風を確実にシールする部材が不可欠です。 デコラインは、樹脂・金属芯材・布という異なる素材を一体化する独自の複合押出成形技術により、 この高度な要求を満たすサンルーフ部材を製造しています。

サンルーフ部材はその構造の複雑さから、かつては複数の工程に分けて製造し、後工程で組み立てるのが一般的でした。 デコラインでは、押出成形時に金属芯材のインサートと布貼り加工を同時に行うことで、 工程数の大幅な削減と品質の安定化を実現しています。

3つの構成技術

01 樹脂+金属芯材+布

樹脂の押出成形と同時に金属芯材をインサートし、さらに布を貼り合わせる3素材一体成形。シール性と意匠性を両立します。

02 樹脂+金属芯材(インサート成形)

金属芯材を樹脂で被覆するインサート押出成形。金属の剛性と樹脂のシール性を兼ね備えた部材を実現します。

03 布貼り加工

押出成形品の表面に布を同時貼り合わせ。摺動性の向上と異音防止、高級感ある外観を付与します。

複合素材の一体成形

樹脂・金属・布という物性の大きく異なる3つの素材を、ひとつの押出ラインで一体成形することは高度な技術を要します。 金属芯材の送り速度と樹脂の押出速度を精密に同期させ、さらに布の張力を一定に保ちながら貼り合わせることで、 均一な品質を維持しています。金型の設計においても、各素材の流路を最適化し、境界面での密着性を確保するための 独自のノウハウが蓄積されています。

インサート成形の精度

金属芯材を樹脂で均一に被覆するインサート成形では、芯材の位置決め精度が製品品質を左右します。 デコラインでは、芯材のガイド機構を金型内に組み込み、成形時の芯材位置ずれを最小限に抑制。 これにより、被膜厚のばらつきを0.1mm以内に管理し、安定した品質を実現しています。

年間60万本の量産実績

中国工場(江蘇省昆山市)での年間生産実績。IATF 16949認証取得済み。

中国工場での量産体制

中国・江蘇省昆山市に設立したグループ工場では、IATF 16949(自動車産業向け品質マネジメント規格)の認証を取得し、 年間60万本に及ぶサンルーフ部材の量産を実現しています。 日本本社で培った技術とノウハウを中国工場に移転し、同等の品質基準で生産を行うことで、 グローバルなサプライチェーンに対応した安定供給体制を構築しました。

現地スタッフへの技術教育は日本本社から定期的に派遣するエンジニアが担当し、 品質データのリアルタイム共有により、両拠点が連携した品質管理を実施しています。

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